USOだらけだったUFOのはなし(2)
UFOのおはなしの続き。
UFO目撃史上でもいちばん有名なのがラズウェル事件です。
前回のアーノルドさんの目撃事件直後のこと、
「アメリカのロズウェルにUFOが墜落し、軍がそれを回収した」とされています。
実は、発覚当時は少し話題になっただけで、すぐに忘れ去られてしまった事件です。
それがなぜ有名になってしまったかというと、1本のフィルムが原因。
みなさんも見たことがあるかも知れませんが、
「宇宙人の解剖フィルム」の存在が明らかになったからです(ババーン!)。
まぁこのフィルムもいうのが噴飯ものの出来でして、
捏造であることはすぐに見破られてしまうのですが、
現地ではいまだにUFO目当ての観光客が訪れ、UFO博物館まであるのですから、
ロズウェルの町興しには役だったようです。
ちなみに、このロズウェルに墜落した物体の正体がなんだったかというと、
軍が開発していた気象観測用の気球だったようです。
事件直後、すぐに騒ぎが収まったのも、この軍の発表があったせいです。
当時のアメリカ軍では、気球の軍事利用研究が活発だったようで、
各地でこの手の気象観測気球を飛ばしまくっていたようです。
えっ、すると、アーノルドさんが見たUFOの正体ってもしかして…?
お後がよろしいようで…。