三冠王の息子はさすがにスケールがデカかった!
落合博満氏のご愛息といえば、福嗣氏です。
敦子夫人と三冠王の寵愛を受けて育った彼は、
かなりのわがまm…いえ自由奔放な性格なようです。
彼が残した逸話も枚挙にいとまがないほど多いのですが、
いくつか抜粋してお届けいたしましょう。
・金正男に似てるって言われるけど、金正日の方が嬉しいね。あいつの方がビッグだし。
・中畑清氏に「あんた三冠王とったことあんの?」と聞き、「ないよ(笑)」と答えた中畑に対して、「たいしたことねーな」。
・ナイナイの岡村隆史氏岡村隆が彼と肩を組もうとしたので激昂。
・スポーツ紙記者に対し、「もう、お前には情報やんないよ」
・落合博満曰く、「(野球の)才能は俺以上」
・幼い頃から父親に厳しい性教育を受けていた
・7ヶ月にしてCMデビュー。
・11歳で父親に引退を提言する。
・中学生にして京都のお座敷遊びの楽しみ方を知っていた。
・・10代で落合記念館の館長に就任。日本最年少の記念館館長となる。
・テレビのカメラが回る中、テーブルの上に乗ってオシッコ。
・「中日の監督なんかやらないで、ボクの専属コーチになってよ」
・「俺は父親の七光りで食っている。父親がいなければ、ただのデブ」
・落合氏の日ハム移籍に関して、「ハムも食えるしね」
・とんねるずの石橋貴明氏がご飯を食べてるところへ帰宅し、「何飯食ってるんだよ!」と一喝
・オールスターにて、選手ベンチに我が物顔で出入り。
・ダチョウ倶楽部に「もっと面白いことやってみろ!」
・家に来た峰竜太がお土産に野球盤をもってくるが。野球には興味なし。
・自称「絶倫王」
。物真似が得意。レパートリーはミッキーマウス、ドナルドダック、グーフィー、ブルース・ウイルス、ウド鈴木。仲間由紀恵も練習中。
・明石家さんまにもタメ口。
・仲の良い芸能人は笑福亭鶴瓶、松山千春、五木ひろし。五木ひろしには「さん」づけしたことがないくらい仲がよい
・ニコニコ動画と2ちゃんねるをこよなく愛する。実名でスレに降臨したことも。
・現在の職業はコラムニスト。
まだまだ半分くらいなのですが、本当に切りがないので
今回はこのあたりで…。
色に満ちた永世棋聖の人生・米長邦雄
元名人にして将棋連盟会長も務めた米長邦雄氏。
4冠保持、永世棋聖にして49歳での名人位初戴冠など、
戦績も非常に輝かしいのですが、
彼のおもしろいところは、とにかくものすごい女性好きだったという点です。
下半身にまつわる彼の発言はこんなにもあります。
■「『させてくれ』と女にお願いしているうちは半人前である。
鍛練して『してください』と頼まれるようにならなければいけない。
なおかつ、そのお願いに充分に応えられなくてはならない」
■Q.ストレス解消法は? A.「口に出すわけにはいかない」
■携帯サイトで「米長邦雄のさわやかイロザンゲ」を連載。
内容はモテる秘訣、自身の過去についての赤裸々な告白。
■朝早くのさわやかな時間にラジオ番組「米長邦雄・人生さわやか流」を担当。
内容は女性遍歴や不倫経験の赤裸々な告白。
■名人位を取った直後に妻に電話。「帰ったら、オマ●コしよう」
■タイトル戦の打ち上げで、お酌に来た芸者に、
おもむろに浴衣の裾を開いて玉を見せる。
■島朗にストレート負け、ホテルで自室から大浴場まで
「ギャオーッ」と絶叫しながら全裸で疾走。
■45歳で南芳一から王将を奪取した際には、打ち上げの際に
「まあ滅多に他人には見せないんですけど」と言いつつ、
弟子の先崎学と歓喜の裸踊りを敢行。
目撃者からは「裸踊りで勃起させてる人は初めて見ました」との感想も。
■名人戦で三連敗。本来の自分を取り戻さなければならないと、
将棋を離れ女に向かう。今まで感じた事がないという32歳の不感症の女を
4時間半かけてイかせることに成功したことで自信を取り戻し、
第4局は会心の将棋が出来た。
■65歳で前立腺がんを患う。しかしその後完治し、自らのブログで
「セ〇クスできました!」と歓喜の報告。
■「悲願千人斬り」という目標を立てましてね。
千人というのは、もうとにかく大変な数なんです。
380人くらいまでノートに付けていたんだけど、結局500人くらいまで。
20歳のころを振り返って、なんでもっと早く始めなかったのか、
という反省がありますね…。
■雑誌でチンコの白髪について語る。
■「男四十、鳥取砂丘に立つ」と題して週刊誌に全裸写真を掲載。
■「俺以上に女を喜ばせられる男がどこにいる?」
■「私の特技はセクハラで訴える女性かどうかを瞬時に見分けられることです」
■巣鴨のとげぬき地蔵は線香の煙を患部に当てると御利益があります。
前立腺癌の私は当然アソコにこすりつけました。
■「人妻を落とすのが最高の楽しみだ」
■「手八丁、口八丁」手と口さえあればエッチはできる。
■週のうちに5日は家に帰ってこない時期があった。
■「女房を大事にしないような男は、よそへ行ってもモテません。
今、目の前にあるものを大事にしないということですから」
■「いちばん大事なことはな、いちばん最初の女に尊敬されることなんだ」
■「お前は元氣になると目が大きくなるね。私は、あの、その、違う所なんですけど」
■常用漢字追加196字ですか。好きな字は駒ですね。
気になるのは淫、股、尻、蜜、勃、妖、萎、媛、艶、何か気になるもんで。
■私の朝食は洋食です。パン・ティーです。
■「相手を誘惑するコツはあるんでしょうか」「YOUをワクワクさせることだね」
■「私は浮気をしたことがない」
■釣りガールが流行というんですね。私も釣ってみたい。
とまぁ、愛すべき棋士だったのですが、残念ながら昨年逝去されてしまいました。
ご冥福をお祈りいたします。
元祖天才?先崎学伝説
久しぶりの更新になってしまいました。
今日は将棋界の無頼派、先崎学八段のおもしろエピソードをご紹介。
小学生時には羽生善治氏を破って優勝したりなど、
他の羽生世代と比べても一歩先んじ、将来の名人候補と称されながらも、
次々に追い抜かれ未だに無冠、でもけして弱いわけじゃない。
彼の人間臭いところが私は好きです。
■師匠を師匠とも思わない傍若無人ぶり
・「有名な人じゃないとヤダ」とわがままをいって米長邦夫氏を師匠に逆指名。
・師匠の頭の上をまたぐ。
・解説として師匠の手を「豚のような手」「馬鹿な手」と形容。
怒られても「師匠もヒマだなぁ」と反省の色なし。
・師匠との対局。師匠は正座。彼はあぐら。
・師匠に「30過ぎて反抗期は止めてくれ」と言われる。
■口は災いの元
・C級2組時代、順位戦の対戦表を見て、
「このオレがこのクラスで指さなきゃいけないなんて、
一体、順位戦制度はどうなってるの」
と口を滑らせたためにC級2組の棋士全員を敵に回す。
実際、後の順位戦で手ひどい敗北を味わう羽目に。
・名人戦の解説に登場。
「ここで絶対無い手は3一金です。3一金だけは絶対に打たない」
しかし郷田真隆九段の指した手は3一金。
■生粋の勝負師
・弟子時代の仕事は師匠に上がりそうな株を教えること。
・中1で麻雀を覚え、飲み屋や雀荘に入り浸り、中学校は2年で中退。
・「将棋より、麻雀の方が好き。麻雀がなかったら生きていけない」
・パチンコも大好き。パチスロ必勝ガイドで連載。
・大山康晴永世5冠と麻雀を打、第4代升田幸三名人とは碁を打っていた。
・麻雀のタイトル戦では数度の決勝進出を果たしており、将棋以上の大活躍。
■将棋界随一のエッセイスト
・将棋雑誌のみならず、多くの連載、書籍を上梓。
・だが師匠からは「原稿ばかり書いてないで将棋に専念しろ」と怒られる。
枚挙にいとまがないほどのエピソードの持ち主です。
また、彼の師匠である米長氏もこれまた凄い人物で…。
米長邦夫氏のエピソードは、また別の機会に。
電子の世界でリアルマネーを稼ぐ人たち
RMTって言葉があります。
リアルマネートレーディング(Real Money Trading)の略で、
ゲーム内のアイテムや通貨などを、現金でやり取りすることですね。
オンラインのゲームが流行り出してからは、
果てしなくグレーな行為として論議されております。
まともなオンラインゲーム運営会社は禁止していることがほとんどですが、
最近は無料で遊べるゲームが増えており、根絶させることは難しいです。
ゲーム内の通貨、アイテムを量産してお金を稼いでいるわけですが、
(従事する人を、日本では業者、米ではファーマーと呼びます)
「じゃあそんなに儲かるの?」というお話になりますが、
この商売が儲かるためには、通貨価値の落差が重要になります。
24時間体制でゲーム通貨を稼ぎ続けても、実はそんなに現金化は出来ません。
日本で考えたらバカバカしくなる金額でしょう。
でも、10万円ほど確実に稼げるとして、それが中国でなら?
中国の富裕層を除いた平均月収は約5万円だそうですから、
余裕で成立してしまう商売なんです。
経済の歪みが生み出したお仕事なので、複雑ではありますが、
自分が遊ぶゲームではその姿は見かけたくないものです。
身の回りのウソ科学~騙されない大人になろう~
世の中には、まったく科学的ではない事項が、
まるで科学であるかのように装って人を騙すことがあります。
これを「疑似科学」と言いますが、
「ウソ科学」と言い換えても問題ないくらい、悪質なものが多いのです。
今日はそのほんの一例をご紹介しましょう。
【マイナスイオンは体にいい】→ダウト
「マイナスイオン」は言葉自体に科学的な定義がなく、
使用者によって異なる意味合いで使われている状態。
さまざまなマイナスイオン商品についても科学的な実証がほとんどなく、
「健康に良い」というイメージだけで流行した稀有な例です。
ごく最近の「ナノイーイオン」「プラズマクラスターイオン」も、
ほぼ同様のものだといえます。
【皮膚呼吸できないと人間は死ぬ】→ダウト
皮膚呼吸に頼った生物が多数存在することと、
哺乳類も割合は微小ながら皮膚呼吸を行っていることから広まった俗説です。
しかし、人間の皮膚呼吸の割合はわずか1%に過ぎず、
これが阻害されたからと言って健康が阻害されることはまずありえません。
この俗説が広まったのは、
お祭りやイベントで全身をコールタールや金粉などで
塗りたくった人が死に至ったケースがあるためですが、
この場合の死因は熱中症とされています。
人間は体温調節を汗腺で行っているので、
自分の体温が高温になりすぎて死に至ったわけです。
皮膚呼吸に気を使う必要はありませんが、
熱中症に気を付けましょう。
【コラーゲンには美肌効果がある】→ダウト
コラーゲン自体が必須な成分であることは疑いようのない事実ですが、
経口摂取したところで分解されてしまうのでまったく意味がなく、
また肌に塗るものは保湿剤としての効果はあっても、
そのまま皮下に吸収されることはあり得ません。
【なんにでも効くゲルマニウム】→ダウト
「貧血に効果がある」「疲れがとれる」「新陳代謝を活発にする」「癌に効く」
などともてはやされたゲルマニウムですが、
人体への健康効果は科学的にまったく立証されておらず、
それどころか無機ゲルマニウムは生死にかかわる深刻な副作用があるので、
経口摂取は絶対に避けるべきです。
【セルライトは悪い脂肪の固まり】→ダウト
医学的には健康な組織で病気や異常とはみなされておらず、
美容業界や健康食品業界でよく説かれる、
特殊な治療や療法が必要とされることはありえません。
通常のダイエットでも皮下脂肪が減少すれば、
自然にセルライトは目立たなくなります。
【アルファ波でリラックス】→ダウト
リラックス時には誰でもアルファ波が出ているので、
アルファ波を増幅させる音楽、装置などはまったく意味がありません。
空飛ぶスパゲッティモンスターが人間を作った!
空飛ぶスパゲッティモンスターとは、
スパゲッティのような触手から大きな目玉が飛び出したような姿をした怪物で、
この宇宙を想像したとされる存在のことです。
冗談のような話ですが、それも当然。まったくの冗談で、
「インテリジェント・デザイン説」を批判するためのパロディ的存在です。
アメリカでは未だに聖書至上主義の考え方も根強く、
ダーウィンの進化論を受け入れられない層が一定数以上いるのだそうです。
(進化論の正しさはこの際、置いておいて)
そこで、アメリカのカンザス州では、聖書に書いてある通り、
「宇宙の誕生には何らかの知性が関与している(神がこの世界を想像した)」
これがインテリジェント・デザイン説。
とする考え方も、学校で教えましょうということになりました。
これに反発したのが、ボビー・ヘンダーソンさん。
彼は「空飛ぶスパゲッティモンスター教」を立ち上げ、自ら預言者を名乗り、
インテリジェンス・デザインを認めるなら、
「空飛ぶスパゲティモンスターが世界を創造した」とする
自分たちの教義も取り上げんかい!と真っ向から反駁。
つまり、「空飛ぶスパゲッティモンスター」は、痛烈な批判精神から生まれた、
キリスト教のパロディ的存在なのです。
彼らの教団の教義は
「反・進化論講座: 空飛ぶスパゲッティ・モンスターの福音書」に詳しいので、
興味を持たれた方は一読されることをおススメします。
彼の「インテリジェンス・デザイン説」に対する反発はそうとう高いのか、
徹底的におちょくりまくり。
ある思想に対する反論を、冗談を交えつつも高い知性でおしすすめるところは、
見習うべき点が多いなぁ、と個人的には思います。
天才に「天才」と評された孤高の侍
その名は前田智徳。
彼を「天才」と呼ぶのは、長嶋茂雄氏、落合博満氏、イチロー氏、松井秀喜氏など、
そうそうたるメンツで、彼らもまた天才と呼ばれるバッターたちばかり。
その中でも彼自身も尊敬していた落合氏とのエピソード。
現役時代から、「本当の天才はオレじゃなくて前田だよ」と語っていたように、
チームの福留や森野といった左打者には、
「真似していいのは前田だけだ。前田だけを見習え」と指導。
実際にキャンプでフォーム改造を試みました。
しかし、落合氏がもっとも評価していた点は、
落合氏と同じく、野球に対する真摯な姿勢ではないでしょうか。
故障する以前は、対戦相手の決め球を打つためにわざと見逃したり、
納得のいかない打球には本気で走らなかったりということがしばしばありました。
しかし、江川卓氏がそういった姿勢を痛烈に批判してからは、
そういったことはなくなり、すべてのプレーに全力を注ぐようになりました。
チームでももっとも遅くまで練習し、
打撃の神様・川上哲治氏も「天才肌なのにこつこつ努力するひたむきな男」だと
賛辞を送られています。
しかし、残念ながら今年4月の試合中にデッドボールを受け、手首を骨折。
このまま引退してしまうのではないか、と言う声もあります。
是非ともその雄姿をもう一度グラウンドで見たい選手です。